交通機関の発達、インターネットの普及などでますますグローバルな社会になり、今や小学生から英語の勉強がはじまっています。私たちの昭和生まれ世代は、英語の勉強は中学生からでしたよね・・・。
息子の勇気(中学生)の学校でも英語の勉強に力を入れていて、毎年1回、英検の受験が必修なんですが、今年、勇気は英検3級にチャレンジします。そんな勇気の姿をみて、「また英語の勉強はじめようかな」なんて思う私・・・。
しかし、私はこれまで何度も英語を勉強し直そうと一念発起しては挫折を繰り返してきたことか・・・。駅で外国人に切符の買い方を聞かれたり、海外に行ったりすると「あーもっと英語を話せるようになりたい!」と思って英会話のCD10巻セットを買ったはいいけれど、1巻だけ封をきってそのままBOOKOFF行きなんて経験、きっと私だけじゃないはず!!
勇気の英検の受験もあるし、何かいい参考書ないかななんて探していたら、まさに私が学生時代からうん十年、「こんな単語帳があったらいいのに」と夢想しつづけた理想の参考書がベストセラーになっているではないですか!それがこちら。
英単語が覚えられない私
とにかく私は英単語を覚えるのが苦手。英単語だけではなく、社会の歴史など丸暗記科目が不得意でした。
要領よく勉強できる人は、学校の先生が「これは覚えておけ」なんて言われたことはそのまま覚えられるのでしょうが、私は例えば「応仁の乱」という言葉を覚えるにしても、どうしてそういった内戦が起きたのか、歴史の背景やストーリー、登場人物の気持ちなどが分からないと覚えられないんです。だから「応仁の乱」一言覚えるにも、1時間くらい本を読んで納得してから次に進むので、学生時代からテスト範囲の最後まで勉強が終わったことがありませんでした。とほほ。
そんなこんなで、英単語はさらに厄介でした。私にはただの記号にしか見えず、一夜漬けで丸暗記した英単語は、頭の中に無秩序に放り込まれ、整理整頓されてない汚部屋のようで、必要な時に見つけられない(思い出せない)んです。
ちょうどパソコンのメモリのようなもので、テスト用に一時覚えていても、本当にテストが終わった瞬間に綺麗にDeleteされていく。どうやったら脳内のHDDに保存できるんだろうと自分の頭のメモリ容量の少なさに悩んだものです・・・。
英単語にも語源があった!
でも、学生時代から「英単語にも成立ちや意味があるんじゃないか」という予感はしていました。
たとえば、単語の先頭によく見る、con、in、re、deなどは、その文字がつくと、だいたい似たような意味になりますよね。conだったら「合う」、inだったら「中に入る」、reだったら「繰り返し」、deだったら「離す」みたいな感じで、何となく共通性を発見しつつも、それを体系的に説明できる先生はいませんでした。
しかし、その何十年越しの疑問のすべての答えが書かれていたのが『英単語の語源図鑑』でした。
英単語の3つの構成
attraction
12種類の基本となる接頭辞を覚えよう
contract
conは、「共に」という意味。
extract
distraction
100の語源で10000語が身につく!
おまけ
私が妙に納得した単語のおまけ
Subway
subは、「下に」という接頭辞。
wayは、「道」。
つまり、下にある道で地下道、地下鉄の意味になります。
ちなみに、アメリカではSubwayは地下鉄を指し、イギリスは地下道を指すそうです。
Submarine
subは、「下に」という接頭辞。
marineは、「海の」という語根。料理でマリネといえば、肉、魚などを酢漬けやオリーブオイル漬けにしたものを指しますが、いずれも「海」を表していますよね。
つまり、海の下にあるもので潜水艦の意味になります。
英単語の勉強がはじめて面白いと思いました!!!