今年の漢字は「税」に決定
毎年、清水寺でお坊さんが、今年を象徴する漢字を大きい筆で一文字書くのが恒例行事になっていて、ニュースでも話題になります。
今年を表す漢字は「税」だとか。たしか2014年、消費税が17年ぶりに5%から8%に引き上げられた年も「税」が選ばれていました。
今年は、何か具体的に増税があったわけではありませんが、物価の高騰で消費税が家計を直撃したり、フリーランスの方々は、インボイス制度の導入で実質の増税になったりと、重税感を感じた年ではあったのは確かですよね。
うちの主人は普通の会社員ですが、給料明細をみると「所得税」「住民税」「健康保険」「厚生年金」「介護保険」などなど、実に支給額の20%以上が差し引かれています。
「『厚生年金』は税金ではない」といいますが、日本の厚生年金は積み立て方式ではなく「賦課方式」。賦課方式は、年金支給のために必要な財源を、その時々の保険料収入から用意するため、現役世代から年金受給者世代への仕送りに近いイメージです。だから、自分で納めた厚生年金は、その金額が戻ってくるわけではないんですよね。さらに厚生年金で集めたお金を、国は別の用途で使いこんでいるのですから、これはやはり税金と言うべきでしょう。
わが家の漢字は「悦」
言葉の力で「税」という字をいているだでけ重たくなってくるので、「のぎへん」を「りっしんべん」に変えて、わが家の漢字は悦びの「悦」に変更!
「のぎへん」は「稲」などの漢字で使われる通り、昔はお米を年貢に収めていたことからも「税」という漢字の部首にも充てられているのでしょうね。
ちなみに「りっしんべん」は「心」という漢字が部首になったものです。現実をみると、なかなか世知辛い世の中ですが、心の中まで貧しくなってはいけません。小さなことにも「悦び」を見出す「足ることを知る幸福」。小欲知足はお釈迦様の教えです。
今年はこれにて☆ポコラキ☆のブログを終了いたしますが、また来年もよろしくお願いいたします。みなさまもどうぞよいお年を!