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将棋の藤井聡太さん8冠達成と我が家のしつけ?!【犬の四コマ漫画】

イラスト:素材ラボ、イラストAC

〇藤井聡太さん8冠達成おめでとうございます!
少しニュースとしては遅くなりましたが、藤井聡太さんが将棋で8冠を達成されました。正直、私は将棋のことはよく分かりませんが、パパが大の将棋好き。藤井さんが8冠の偉業を達成する瞬間の生配信を、仕事の帰り道、夜な夜な公園のベンチで観戦していたようで(どうりで帰りが遅いと思った)、勝利の瞬間、「すごい!すごい!勝率1%からの大逆転!」と興奮してLINEを送ってきました(笑)。私は将棋のことはよく分かりませんが、連日、ニュースやワイドショーで取り上げられていたので、さすがにその偉業のすごさは伝わってきました。大リーグで活躍する大谷翔平さんもそうですが、最近、若い人の中で天才的な活躍をする日本人が増えていることは嬉しいことですね。どうやったら、そんな天才を育てることができるのかしら・・・なんて思いながら、今回は将棋を四コマ漫画のネタにさせてもらいました。

 

〇AI(人口知能)と将棋

最近の若い棋士は、AI(人口知能)を使った将棋研究をしているそうです。以前読んだ、百田尚樹さんの小説『幻庵』にも書かれていましたが、2016年には、囲碁に特化した人工知能「AlphaGo(アフファ碁)」が、世界トップクラスのプロ棋士を破り世界中に衝撃を与えたとか。将棋の世界では、随分前から「コンピューターにプロ棋士は勝てない」と言われていましたが、将棋よりも何倍も複雑な碁では、「あと100年はコンピューターより人間の方が強いだろう」といわれていたので、その衝撃は大きかったようでうす。ディープラーニングと呼ばれるコンピューター自身が学習する仕組みを使ってAI同士で対局させ、その膨大なデータを蓄積して強くなる。もはや人間の手を離れて進化し続けているんです。

 

〇AI時代を生き抜く力

近い将来、人間のほとんどの仕事がAIに取って代わられると言われていますが、カメラの顔認証、自動翻訳、音声認識する家電製品、自動運転などなど・・・なんか現実味を帯びてきましたね。ちょっと怖い気もします。

AI時代の到来に私たち人間はどう生き抜いていくか。最近読んだ『心に目覚める』という本に、「AIの苦手な分野と未来の仕事」という、とても参考になるお話がありました。

 

「AIにできないものは何か」ということを考えてみれば、未来において人間に残される余地が分かってくるとも言われています。AIが苦手なものとは、やはり、「創造性の高い仕事」「クリエイティブな仕事」でしょう。人間の未来にまだ残されているものは、クリエイティブなところ、今までにないものをつくっていくようなところであり、そこには、AIに支配されずに済むかもしれない分野が残っていると考えられます。

 

もう一つ、AIには取って変わることができないと思われているものは、「マネジメント」にかかわるところでしょう。(中略)人々のさまざまな「考え方」や「心の動き」を含んだ集合体を取りまとめて、志を持たせ、よい方向に持っていくような能力を発揮することは、AIは下手だと言えるでしょう。

 

さらに、AIではなかなか乗り越えられないと思われるものは、「営業」のところです。「人対人」で交渉したりするもの、押したり引いたりしながら、落としどころを考えていくようなものに関しては、こちらとしては推進したいと思っていても、相手には相手の考えがあって、なかなか思うようにはいきません。そのように、異なる考えがぶつかったときには、勝ち負けだけで済む問題ではないところがあります。『心に目覚める』

 

①創造性の高い仕事

②マネジメント

③営業

コンピューターの処理速度は人間をはるかに凌駕していますが、そのコンピューターを創ったのは人間。また、人間社会は単に利便性が向上すればいいというわけではなく、「温もり」も必要です。創造性の高い仕事と人の温もりが必要な仕事は、まだまだ人間は負けませんよ!

 

〇人間ドラマ

でも、時に負けることがドラマになることもありますよね。冒頭紹介した将棋の王座戦。永瀬拓矢王座 ✖ 藤井聡太名人。永瀬拓矢王座が99%の勝率から、ただ1手のミスで逆転を許した瞬間、頭を掻きむしる映像が何度もワイドショーで取り上げられていました。さぞ、悔しかったと思いますが、そこに人間にしか演出することができないドラマを感じました。きっとパパも、NHKの将棋番組がコンピューター同士の戦いだったらつまらないでしょうね。

 

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