◆子供の叱り方って難しい・・・
こんにちは、Poccoです。
はぁー。
今日はいきなりため息から入ってしまいましたが、子供の叱り方って難しいなあと思う今日この頃です。
うちには、幼稚園年中と、小学3年生の2人の子供がいるんですが、まったく違うタイプ。
下の娘は、典型的な内弁慶なタイプで、外では内向的なのですが、家では超頑固ちゃん。自分で決めたことはやり通す意思の強さは長所ですが、親が叱っても素直に「ごめんなさい」と言えず反発しちゃうところは直さないとなあ。
上の長男はおっとりタイプ。のんびり屋さんで感性が豊かなのは素晴らしいところですが、反面、一度叱るとなかなか立ち直れない。
子供の長所に目を向けようと思っているんですが、やっぱり毎日ガミガミ言ってしまいます。
◆長嶋茂雄の叱り方、王貞治の叱り方
そんな話を夜パパとしていたら、パパが面白い話をしてくれました。
プロ野球の歴史に残るスター選手と言えば、元読売巨人軍の長嶋茂雄さんと、王貞治さん。野球なんてほとんど知らない私でさえ、さすがにこのお二人は知ってます。
長嶋茂雄さん(別に売りたいわけではありません。紹介写真の代わりに)
価格:1,760円 |
王貞治さん(こちらも紹介写真のかわりに)
価格:1,430円 |
このスター選手のお二人がいた時代、巨人軍は9連勝を成し遂げ黄金時代を築いたそうです。そして、その黄金時代の巨人軍を率いたのが川上哲治監督。
川上哲治監督が名監督と呼ばれる所以は、選手を育てる指導力にあります。川上監督は、長嶋選手を叱る時は人前で叱り飛ばし、王選手を叱る時は人の陰に呼んで叱ったそうです。
長嶋選手はチームを代表する選手なので、長嶋選手が叱られていると、その後輩たちまで「頑張らなくちゃ」と全体の士気があがり、当の本人は明るく陽気なので、叱られても根に持ちません。逆に後輩たちの前で叱られて「目立ててラッキー」くらいに思ってたかもしれませんね。
一方、王選手を人前で叱るとホームランが打てなくなったりします。人前で叱られるとプライドが傷ついてしまうタイプの選手には、陰にこっそり呼んで叱った後、「期待してるぞ」と励ましたそうです。
いやー、「名監督人心を知る」ですね。
◆ゆとり世代、悟り世代、
もう3年前になりますが、「ゆとりですがなにか」(宮藤官九郎脚本)というドラマを毎週楽しく見ていました。
その中で、会社の先輩がゆとり世代の新入社員の後輩を叱ったら、その次の日から会社に出てこなくなり、逆にパワハラで人事に訴えられるというシーンがありました。
「そんなことあるんかいな」と思って見てましたが、パパも会社で「これに近いことはあるよ」と言っていたので本当なんでしょうね。「心が折れる」なんて表現が生まれたのも、ちょうどこの頃だった気がします。
「ゆとり世代」から「悟り世代」と呼ばれ、今は何世代なのでしょうか?
いつの時代も上の世代から「最近の若いもんは」と言われ続けて来ているので(古くは古代エジプトの壁画にも、このつぶやきが残ってるそうです)、劣っているとは決して思いませんが、ジェネレーションギャップは感じちゃいます。
そんな中、昔、パパは上司に叱られると「もっと頑張らなくっちゃ」と嬉しそうに話していたので、昭和生まれは打たれ強いね~。
◆子供は親の所有物ではない
話は戻って子供の叱り方ですが、試行錯誤の日々。
よく、感情的に「怒る」のと、理性的に「叱る」のとでは違うなんて言われますけど、子供を叱ってる時なんか感情も理性もへったくりもありませんよ。
ただ、一点気をつけなきゃいけないと思ってることは、「子供を親の都合で(エゴや見栄など)言うことを聞かせようとしていないか」ということ。
子供は親の所有物ではく、小さくても魂は立派な一人の人間。叱るにしても、親に服従させるのではなく、善悪の価値基準をしっかり教えてあげて、自分で正しい道を選べる大人に育てることが親の使命かななんて思います。
理想と現実のシーソー生活の中で、今日も子育て頑張りますわよ(私も昭和生まれ)。
↓↓↓こちらもクリックよろしくお願いします。