犬とハムスターの四コマ漫画☆ポコラキ☆

犬とハムスターの四コマ漫画。暇つぶしに楽しんでください!

人間関係の悩みになるほど解決の本2冊

イラスト:イラストAC、素材ラボ

ポメラニアンのラッキーは、とにかくお友だち好き。

自分よりがたいのいいドーベルマンやゴールデン・レトリバーにも臆することなく「お友だちになろう」と二本足立ちでピョンピョン跳ねながら駆け寄っていきます。

また、時にはチワワの女の子にワンワン吠えられ、振られて涙を流しながらスローモーションで駆け出す(そう見えます)こともありますが、次の日にはすぐに立ち直って、またプードルちゃんに「お友だちになろう」と寄っていきます。

今では、近所に住むシュナウザーの男の子と大親友になりました。

この笑顔で「お友だちになろう!」って寄っていきます

デール・カーネギー『人を動かす』

自分は小学生の頃、自分から友だちを作るのが苦手だったので、積極的に人間関係ならぬ犬間関係をつくれるのは羨ましいです。

誰しも、一度や二度は何かしらの人間関係で悩んだことはありますよね。

もしかしたら、「現在進行形で悩んでいる」なんて人も、このブログを読んでくださっている人の中にはいるかもしれません。

若い頃は特に、親の意見に反発したり、自分の意見を押し通そうと友人とぶつかったり、子どもの主張に耳を貸さずに一方的に叱ったり・・・。

でも、口論で勝ったところで、結局、相手が納得することはなく、ただ後に残るのは恨み心だけなんですよね。

随分多くの失敗をしましたが、そんな人間関係で悩み自己嫌悪に陥っていた時に読み込んだ本が、デール・カーネギーの『人を動かす』でした。

この本は名著中の名著なので、読んだことがある方も多いと思いますが、ここであらためてご紹介。

特に、私が今でも記憶に残っていて実践していることは、「自分が正しいと思うなら、相手も半分正しいと思いなさい」という言葉。

口論になると100%自分の意見を通そうとしますよね。

でも、そうすると勝つか負けるかの二者択一になってしまうんです。

今、中東で起きているロシア・ウクライナ戦争や、イスラエル・パレスチナ戦争が停戦できないのも、結局は相手の意見を聞く耳を持たないから。

デール・カーネギーは言います。

「自分の意見が正しいと思ってもいいけど、相手も正しいと思ってるのだから半分は相手の意見に譲りなさい。50%50%で考えるのだ」と。

この考え方を受け入れたことで、相手を裁くことが少なくなり、人間としての器が広がったように思います。

人間は耳が2つで口が1つなのは「聞く・聞く・話す」で、自分が話す2倍、人の聞くんだなんてことも言われますが、この簡単な真理を実践できる人が増えれば、世界から戦争はなくなるんじゃないかと思います。

読んだことある方も何回読んでも損のない名著です。

私は引っ越しの度に本がどこかに行ってしまって、3回ぐらい買い直しました(笑)。

 

ジョン・グレイ『ベスト・パートナーになるために』

それから、人類の有史以来、いまだに解決がつかないのが男女の人間関係。
若き日の悩みの大半は恋愛の悩みですし、夫婦関係の悩みは人生を通しての問題集ともなります。
現在、日本でも「3組に1組が離婚している」(様々な統計の捉え方はありますが)と言われるように、この問題は、未来に向かって子孫繁栄していくためにも捨てておけない問題なのです。
そんな男女の永遠のすれ違いの原因を、おもしろおかしく明らかにした書籍がこちら、ジョン・グレイ『ベスト・パートナーになるために』
ジョン・グレイ博士は、世界的に有名なベストセラー作家でアメリカの心理学者です。
特に何万組もの男女をカウンセリングして得た知見で、男女関係の専門家とも言われています。
そのジョン・グレイ博士が結論として導き出した答えが、副題にもなっている言葉。
”男は火星から、女は金星からやってきた”
まさに、目から鱗の一転語です。
興味があって読みたい方は、この後はネタバレも含みますので、今日のブログはここまでにしてください。
ネタバレOKの方は、広告の後の記事もどうぞ!
 

 
結局、男女のすれ違いの原因は、お互いが「地球人」だと思って話しているからいけないのだと。
お互いが同じ星の人間だと思うからこそ、「なんで俺の言うことが分からないんだ!」「なんで私のこと理解してくれないの!」と永遠の平行線をたどってしまいます。
しかし、そもそも「男は火星人」「女は金星人」で、来た星がまったく違うほど、価値観や思考回路も違うのだ。
理解するとしたら、その違いを理解することから始めるべきだという、冒頭からぐっと引き込まれる内容となっております。
特に、夫婦で読むのがお勧めで、二人で「あるある!!」なんて爆笑しながら読むことで、さらに夫婦関係は円満にもなります。
私がパパと読んで、特に共感した例え話を1つご紹介。

女は話を、男は結論を

夫が仕事から帰って来て、妻が開口一番

妻「ねえねえ、聞いて。隣の家の〇〇さん、こんなこと言ってきて本当に嫌になっちゃう。あれはただのうちへの嫉妬よね。ああ、もうこんなご近所付き合いはもう無理。引っ越したい。でも、子どもの学校のこともあるから無理よね。お金もないし・・・ねえねえ、どうしたらいいと思う?」

夫「そんなの、現実問題、引っ越しするなんて無理なんだから、上手に距離とって付き合えばいいんじゃないの」

妻「もう、あなたは本当にいつも人の話を聞かないのね(怒)!!」

夫「えええーーーー、今、話きいたじゃん」

こんな事、よくありませんか。

女性は結論を聞きたいのではなく話を聞いて欲しいだけ。

男性は、女性の話を聞いていても要点がつかめないので、すぐに結論づけてしまう。

結局、求めているものがすれ違っていたのだという事を理解することができれば、それだけで、夫婦間の問題は劇的に変化します。

「相手を理解したということは、相手を愛したと同義語である」という名言もあるように、まずはお互いの違いを理解することからはじめてみませんか。

そのための「夫婦の取り扱い説明書」が今日お勧めした書籍です。

本当に人間関係で悩んでいる方がいらっしゃったらお勧めです!

最後に

私も人間関係ではいっぱい苦しみ、たくさんの本の智慧に助けられました。

まだまだご紹介できる本はありますが、1回の記事として長すぎても読みづらいと思いますので今日はここまで。

もし、この記事の続きに興味がある方がいらっしゃいましたら、またどこかでご紹介したいと思います。

長々と読んで下さり、ありがとうございました。

 

私の好きなラジオ番組「天使のモーニングコール」より

 

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