犬とハムスターの四コマ漫画☆ポコラキ☆

犬とハムスターの四コマ漫画。暇つぶしに楽しんでください!

寒さ対策 冬に必須なアイテム【ハムスターの四コマ漫画】

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イラスト:素材ラボ、イラストAC

◆春はあけぼの

こんにちは、Poccoです。12月に入って、本格的に寒くなってきました。朝、布団からなかなか出られない・・・。

清少納言の「春はあけぼの」という歌がありますよね。春・夏・秋・冬の四季おりおり、一日の中で一番美しい趣のある“とき”を歌った歌で、私は大好きなんですが、

春はあけぼの(明け方)

夏は夜

秋は夕暮れ

と来て、冬はいつだと思いますか?答えは

冬はつとめて(早朝)

えー、早朝?!さむいやんけー!さらに、昔の人なんてエアコンもストーブもなかっただろうになんで?とお思いでしょうが(私だけ)、そこは歌人。天才的な感性で、見事に冬の趣を歌い上げています。以下、「春はあけぼの」より抜粋。

冬はつとめて。雪の降りたるは、言うべきにもあらず、霜のいと白きも、また、さらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。

幼い頃の冬の思い出・・・。ぬくい布団からなかなか出られずにいると、母が雨戸をあけて「雪が積もってる、ほらみてごらん」と。その言葉に飛び起きて、窓の外を見てみると、昨日とはまるで違った白一色の別世界。それだけでテンションがあがって、いっきに目が覚めました。空気は冷たくて深呼吸すると、なんだか背筋までピンと伸びて、冬の凜とした空気が好きだったことを思い出します。

石油ストーブの前では、朝から場所を取り合って兄弟喧嘩。狭い所でくっつき合いながら着替えてました。

家から学校までの道は畑道で、早朝は畑一面に霜が降りています。まだ、誰も通ってない畑道で霜を踏み蹴散らせながら学校に通ったのを思い出します。そういえば、大人になってから霜ってあまり見た事ないかも・・・。実家の周りも、今では開拓されて住宅街になり、アスファルトの道路では霜は降りません。

清少納言の言う通り、冬が一番冬らしく感じるのは「つとめて(早朝)」なのかもしれませんね。科学文明の発展によって、私たちは随分便利で楽な生活を送れるようになりましたが、季節を肌で感じる心静かな幸福感は、満たされた生活の中では感じられない。清少納言の歌を読み返して、昔の人が少し羨ましくなりました。

 

◆冬じたく

今年の8月生まれのぽっこ。冬を越すのは初めてです。ぽっこも最近「冬肥りした?」と思ったら、冬毛に生え変わっていたんですね。

ハムスターの本を図書室で片っ端から読んでる、我が家のハムスターウンチク王の息子が、「ママ、ハムスターは寒くなると冬眠しちゃうんだって。冬眠すると、そのままご飯も食べずに死んじゃうことがあるから、あっためてあげないと」と言ってきました。

あら、そりゃ大変だと思い、ぽっこを抱っこして温めようかとも思いましたが、親鳥じゃあるまいし、ずっとそうしてるわけにもいかないしね。

そこで、ハムスターを2年くらい飼っている息子の友だちのママ友に聞いてみると、「ハムスター用のヒーターとかもあるけど、綿が安上がりでハムスターも喜ぶからいいよ」と教えてくれました。

さっそく、ペットショップでハムスター用の綿を買ってきて、カゴの中に入れてやると、「すごい!」。一目散に飛んできて、綿を手で器用にほぐして、カゴに奥に寝床を作り始めました。誰も教えてないのに、どうしてそんな知恵があるのか不思議に思いますが、野生の本能として、生きていく知恵を神様が与えてくれたんですね。

そんなこんなで、ものの5分くらいで見事にぽっこの寝床が完成しました。それも、雪で作る「かまくら」みたいで、巣の中から顔だけちょこんと覗かせる姿が「いとをかし」(清少納言に影響されました)。

 

その日、夕飯の支度をして「ご飯できたよー」と子供たちを呼ぶと、なかなかリビングに来ない。和室に呼びに行くと、子供たちも「こたつ」で巣作りをしてました。

 

 

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