子育てとハムスターのブログのPoccoです。
前回は息子の話をしたので、今回は娘の祈(いのり)の話。
それにしても、娘っていうのは母親によく似るもんですね。
私の母は、とても健康志向で特に食べ物にはこと細かい。
多少高くても、野菜などは自然食材をわざわざ取り寄せたりしていましたし、とにかくなんでも味付けは薄味。
今でこそ、薄味のおいしさも分かってきましたが、小さい頃は正直ものたりなかったす。
炭酸飲料なんて飲ませてもらったことはなかったし、ファーストフードも家族で行ったことはありませんでした。
だから、中学生になって友だちと初めてマックに行った時は、あまりのポテトのおいしさに、「これがアメリカか・・・」と世界の広さを感じたものです。
そんな健康にはうるさい母に育てられた私ですが、私自身はそこまで健康にうるさく子育てをしているつもりはありませんでした・・・・が、
最近の祈の言動を見ていると
「パパ、パンにバターつけすぎ」
「牛ステーキの脂身は取って食べてね。あっ、でも、豚肉の脂身は体にいいから大丈夫」
「ヨーグルトはR-1がいいよ。インフルエンザにならないから」
しっかり、ママの口癖が移っていました。
親子孫3代、健康志向は受け継がれています(笑)。
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それにしても娘っていうのは、どうしてあんなにパパには強いんでしょう。
私がパパに、
「もう、そのYシャツよれよれでみっともないから、新しいの着て行けば」
といっても、
「大丈夫大丈夫」
と言って、一向に聞かないのに(私が大丈夫じゃないのよ!)
娘が、
「パパ、そのお洋服へんだよ」
というと効果てきめん、ニコニコしながら
「じゃあ、祈ちゃんが選んでくれる?」
だって。
はいはい、私はもう知りませーん。
そういえば、祈が2歳半か3歳くらいの時、不思議なことがあったんですよね。
その日は、パパも会社が休みで、家族4人で近くの森林公園に遊びに行きました。
広いところに行くと、子供って本当に嬉しそうに走り回ります。
お昼から夕方までさんざん遊んで、そろそろ帰ろうという段に、祈は疲れ果てて、駐車場まで歩けないと駄々をこね始めました。
仕方がないので、パパがだっこして歩き始めると、祈はパパの肩に頭を預けてうとうととし始めました。
そうしたら、祈が急に寝言のように語りはじめ
「祈ちゃん、生まれる前は、パパのお母さんだったよね」
と言ったんです。
これには、パパと私もビックリ。
私も、出産の時は「生前記憶」の本なんかもちょっと読んだりしていましたが、実際に自分の娘が語ったのを聞くと、本当に生まれ変わりってあるんじゃないかと思っちゃいました。
この時のことを、後から本人に聞いても覚えていないんです。
仏教では転生輪廻といって、「人は何度もこの地上に生まれ変わっては、さまざまな環境、さまざまな人間関係の中で魂修行をしている」という思想がありますが、家族というのは、良くも悪くも過去世から縁が深いんだと思います。
縁にも「順縁(じゅんえん)」と「逆縁(ぎゃくえん)」があって、順縁というのは、過去世も仲良く夫婦だったり、恋人だったり、親子だったりした良縁。
逆縁というのは、過去世ライバルだったり、また家族でも仲が悪かったりして、今回の魂修行でそのカルマを解消するために、一緒に生まれるパターン。
いずれの場合にしても、「人生は一冊の問題集」で、必ず答えはあり、魂の成長のために必要な人生経験なんだそうです。
こういうことから考えると、その昔、祈がパパのお母さんだった時代もあってもおかしくないですよね。
二人の関係を見ていると、そう考えると妙にしっくりきます。
とはいえ、今世はパパが親で祈が娘。
まだまだ、幼稚園生で可愛いところがいっぱいあります。
つい先日、買い物から帰ると娘がパパと私にプレゼントをくれました。
「わー、ありがとう!」
と喜んでいると祈が
「ママ、これブログにのせていいよ!」
だって。
前回、勇気の作文を乗せて、みなさんからコメントを頂いた話を子供たちにもしたので、祈も羨ましくなったのでしょう。
やっぱり娘は、しっかりしてるというか、ちゃっかりしてるわ。
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