11月になっても9月並みの陽気かと思っていたら、今週あたりから一気に寒さがましてきましたね。
公園の木々も、慌てて色づきはじめました。
わが家も本格的に寒くなる前に冬支度です。
これまで、石油ファンヒーターやガスファンヒーターなど使っていましたが、今年は特に石油や光熱費が高く、家計のことも考えて「こたつ」を買うことに。
はじめて見るこたつに、ラッキーも巣作り?をはじめました。
暖房器具あれこれ
わが家は、数年前までは石油ファンヒーターを使っていました。
灯油ファンヒーターの最大のメリットは、何といっても火力が強い事。
エアコンだと、天上の方に暖かい空気が滞留してしまって、ぜんぜん足元まで温まらないなんてことも多いですが、石油ファンヒーターなら瞬時に足元から温めてくれます。
ただ5~6年前に使っていた頃は、灯油18リットルで1800円くらいだったと思いますが、今はなんと2200円台まで高騰しています。
高すぎる上に、真冬にちょくちょく使っていると、2週間くらいで18リットル使い切ってしまいます。
そして、何より面倒くさいのが、また買いに行って、いちいち灯油を補給しないといけないこと。
普段の私生活では、ちょっとした手間が面倒臭いんですよね・・・。
そこで、わが家は数年前からガスファンヒーターにしました。
ガスファンヒーターの最大の魅力も、その火力と暖かさにありますが、石油ファンヒーターより優っている点は、灯油の入れ替えの手間がかからない事。
着火までの時間も、石油ファンヒーターが1分くらいかかるのに対し、スイッチを押したら1秒でつきます。
この画期的なストーブにわが家は感動していましたが、そこには見落としがちなデメリットも・・・。
それは、そもそも壁にガスファンヒーター用の線が来ていないと使えないという設備上の問題が1点ありますが、さらに盲点としては、灯油入れ替えの手間がいらず、利便性がよすぎるため、ついつい使いすぎてしまい、1ヵ月のガス代の請求額を見てびっくりするなんてことに陥ります。
灯油を買っていた時は、現金で支払っていたので「使い過ぎないように」という歯止めが効いていたんですね。
ガスファンヒーターは、とても機能性に優れていますが、初期投資にお金がかかるのと、思わず使いすぎてしまうというデメリットがありました。
この使い過ぎ対策として、ソファーの上にホットマットを敷いて過ごしたこともありますが、おしりだけ妙に熱くなるのと、すぐにずり落ちてきて、いちいち直すのが面倒くさくなり、今は押し入れの中にしまわれています。
こたつ最強説
そんなこんなの、わが家の暖房器具遍歴でしたが、今年はついに「こたつ」を導入しました。
いや、私たち世代で「こたつ」というと、テーブルの下に安全網の出っ張りがあって、その中に何やらオレンジ色に光るものが煌々と熱を発しているものでしたが、今の「こたつ」には出っ張りがない!
いや、それはもうただの「こたつ」とは呼ばずに「フラットヒーターこたつ」なる名前がついておりました。
いろいろなお店を見て回りましたが、一番の決め手となったのがスリム感と電気代。
熱を発する部分がフラットなので、4人家族+1匹で足を入れても邪魔になりません。
また、テーブルの脚が折りたためるタイプなので、夏場使わない時でもしまっておけるというのがポイントが高かったです。
さらに使用電力でいうと220Wと記載がありました。
一昔前のこたつは600Wなんていうのが標準でしたから、単純計算しても電気代は1/3程度。
1時間使っても2円~5円(弱~強)の間で、休みの日に半日使っていたとしても24円~60円くらいの電気代で済んでしまいます。
W数が低い分、「あまり暖かくならないのでは?」なんて心配しましたが、フラットヒーターの部分が天板全体に広がっているので、まんべんなくちょうどいい温度で温めてくれます。
足元が温まると体も温まってくるので、寒い日でも上にセーターを一枚羽織っておけば、十分真冬も越せると思いました。
まさに、こたつ最強説!
最近はラッキーもこたつ布団の上で寝るのがお気に入りです。