犬とハムスターの四コマ漫画☆ポコラキ☆

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カルロス・ゴーンに教えてあげたい天狗の下駄は一本歯

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イラスト:素材ラボ、イラストAC

 

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〇天狗の特徴

頭に尖った六角形の小さな帽子、鼻がスーッと長く、そして手には八手の葉っぱを持っていて、履いている下駄は、下の歯が一本しかない高下駄を履いている天狗。

昔の人は、そうした天狗の外形に、いろいろな人間の特徴を投影しています。

 

「鼻が高い」というのは、ある程度お分かりだと思いますが、だいたい、自慢話をしているときに、「ああ、あの人何か鼻が高いな」なんて思いますよね。

 

八手の葉っぱは、風を送ることができて、この風で勢いをつけます。

“バブルの風”といえばそうですが、天狗は「行け行けゴーゴー」が大好きなんです。

 

それから、足に履いている下駄は、一本歯の非常に珍しい下駄。

普通の下駄には二本の歯がありますが、一本歯だとどうなるかというと、上り坂は一本歯でも上がれますが、下り坂は下りられないのです

 

これが天狗の特徴です。

昔の人は実に知恵があり、よく知っているなあと思います。

つまり、天狗は人生の上りで成功しているときは調子がいいのですが、一旦、失敗や挫折など下り坂になると、耐える力が弱く、一気に転落してしまうのです。

 

そういえば最近、天狗によく似た人が転落していく様をニュースで見ました。

 

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天狗とカルロス・ゴーンってそっくりじゃないですか!

日産自動車の社長に迎え入れられた時は、行け行けゴーゴーで1万人以上の社員をリストラして、業績をV字回復させたともてはやされていましたが、一旦、特別背任などの容疑で逮捕されると、すってんころりん、中東のレバノンにまで転がっていってしまいました。

 

「人物」を見極める二つの方法

よく昔から、「人物を見極めるには、その人が成功している時と、失敗している時の両方の態度をみていたら分かる」と言われています。

 

成功の渦中にあっても、天狗にならずに、「自分はまだまだ努力が足りない」「今、成功しているのは多くの人の協力があったからだ」と、感謝の心を忘れず、さらに大きな目標の向かって努力をし続けられる人は大人物です。

 

また、失敗したり、自分が周りから認められない不遇の時期でも、卑屈になったり、投げ出したりしないで、今はリバウンドするために力を蓄える時期だと考え、淡々と努力できる人も大人物です。

 

人物を見極めるには、この両方を見れは分かるといいます。

会社の社長や政治家や学校の先生でも、ぜひ、こういった方がリーダーになってもらいたいものですよね。

 

意外に日本人は、目の前の乗り越えなければいけない苦難や困難に対しては強いのですが、成功の受け入れ方が下手で、小さな成功で満足してしまったり、小金が入ると散財してしまい、その後転落人生なんて人も多いかもしれません。

 

ぜひ、我が子には、愛、優しさ、勇気、努力、忍耐、感謝、高い志、そういったことを大事にする大人になって欲しいなと思います。

 

えっ、そういう私ですか?

私もすぐに天狗になるタイプです。。。

 

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