イラスト:素材ラボ、イラストAC
ワンちゃん何て名前にしようかな?
ついに、わが家にワンちゃんがやってきました。さあ、何て名前にしようかと子どもたちと大盛り上がり。名前をつけるのってすごく難しいですよね。だって一生涯、その名前で呼ぶんですから。数々と案は出るものの、なかなか「これだ!」とはならずに、「じゃあ、お正月にお爺ちゃんとお婆ちゃんに会うから、みんなにも聞いてみよう」という話になりました。
こんな偶然が起こる確率は何%?
お正月、主人のお義母さんに新年のご挨拶。子どもたちは犬を飼いはじめたのが嬉しくて言いたくてしかたがありません。
勇気「ねえ、おばあちゃん。うちね、犬買ったんだよ。」
祈「白いポメラニアン!名前は、まだ決まってないの。」
義母「そうなの。じゃあ、おばあちゃんからも名前のアイデアを一つ出そうかな。毎日呼ぶ名前だから、幸せそうな名前がいいね。ラッキーはどう?」
ラッキーという名前は、子どもたちが考えた候補にもあがっていたので、「うん、それもいいね」という話になりました。
そして、今度は私の両親に新年の挨拶。ここでもまた、子どもたちは犬を飼ったことを自慢したくてしかたがありません。
勇気「ねえ、じっちゃん、ばーば。うちね、犬買ったんだよ。」
祈「白いポメラニアン!今、名前を考えているところ。」
ばーば「よかったわね。昔、じっちゃんとばーばの家で、ハッピーっていう犬飼ってたから、今度はラッキーなんてどう?」
みんな、ラッキーという名前が出て驚きました。「こんな偶然てあるんだね」なんてみんなで盛り上がったその夜。パパはお正月も仕事があったので、一人遅れて実家に合流しました。その日は帰りも遅かったので、「明日ゆっくり家族団らんしよう」といって、すぐにパパは就寝しました。そして、その翌朝・・・。
パパ「なんか、夢でLucky(ラッキー)って文字が浮かんで来たんだけど、お正月から縁起がいいね!」
家族「!!!」
パパの口からもラッキーという言葉を聞いて、家族みんなで「えーーーー!」と鳥肌ものです。もちろん、主人は昨日の話は知りません。二人ぐらい偶然が重なることはあっても、全員が全員”ラッキー”っていうインスピレーションを受け取るなんて、こんなことが起こる確率って何%あるんだろう?!
そんなこんなで、うちの子の名前はポメラニアンの「ラッキー」になりました!!
これはすべてノンフィクション! ウソのような本当の話です。