ラッキーの耳はとてもいい。
家の中にいても、外の道路を歩いている人の足音を聞き分け、誰かが家の駐車場に入ったあたりから「わんわん」と吠え始めるので、「子どもたちが学校から帰って来たんだな」「パパが仕事から帰って来たんだな」と分かります。
だから、パパがこっそり夜食を冷蔵庫から盗ろうとしても、ラッキーにすぐに見つかってしまうのでした(笑)。
犬の聴覚は人間の4倍
犬の耳の可聴範囲は人間の4倍といわれています。
人間は25,000Hz(ヘルツ:周波数の単位)以下の音しか聴き分けることができないのに対し、犬は80,000~120,000Hzの音わ聴き分けることができるんだそうです。
健康診断の聴力検査で「ピー」という音が聞こえるか検査したことありませんか。
この音の低音は1,000Hz、高音が4,000Hzで、1,000Hzは通常の日常会話の代表的な音域で、4000Hzは年齢とともに聴力が低下し、日常会話が聞こえにくく感じる周波数といわれています。
ちなみに、120,000Hzはイルカが出せる音らしく、イルカは犬としか会話できませんね。
さらに、音の強弱についていは人間の16倍、音源の方向定位は人間の16方向に対し、犬は32方向を区別できるのだとか。
ポメラニアンは番犬に向いている
モフモフでかわいいポメラニアンですが、実は番犬にも向いているんです。
その理由は、以前、ブログの記事でも取り上げたことがありますが、ポメラニアンの先祖は、ドイツ原産のジャーマン・スピッツ。
ジャーマン・スピッツは、もともと牧畜や警備などのさまざまな役割を担うために農場で飼育されていました。
その後、小型化されて一番小さなスピッツの犬種が独立してポメラニアンになりましたが、ご先祖様の血はしっかりと受け継いでいるんですね。