ママはラッキーの言葉がわかる!?
最近、うちの主人が真顔で「ママはラッキーの言葉わかるの?」と聞いてきたので、思わず笑ってしまいました。
2年半もずっと一緒にいればもちろん分かります!
正確には、「言葉がわかる」というよりも「気持ちがわかる」といった方がいいでしょうか。
赤ちゃんを子育てしているお母さんなら、この感じ少しわかるかな。
私も長男を出産して三ヵ月は、何で泣いているのかも分からず、夜泣きで眠れなかったのを覚えています。
でも、いつも抱っこして話しかけていると、「お腹がすいたんだな」「そうか、暑いのね」「洋服がチクチクするの?」なんて、長男の反応を見て、だんだん気持ちがわかってくるようになります。
ラッキーとの会話も一緒です。
犬は平均89単語まで理解できる
動物の飼い方の本などには、「犬は300単語くらいは理解できる」なんて書いてある本もありますが、カナダのダルハウジー大学では、実際に「犬は人間の話している言葉をどれくらい理解できるのか」という研究が行われました。
165頭の犬の飼い主を対象に、犬に英語でさまざまな単語を話しかけ、具体的かつ一貫した行動で反応した単語を特定。
その結果、犬は最大で215単語、最小でも15単語に反応。
平均89単語まで人間が話している言葉を理解していることが明らかになりました。
ちなみに、90%以上の犬が反応を示した単語は、名前の他「お座り」「おいで」「いい子」「待て」「だめ」「OK」などだそうでうす。
よく、犬は文章は理解できないけれども、2つか3つくらいの単語の組み合わせ、例えば「ボール・取って」「膝・お座り・いい子」などは言葉が通じるといいます。
実際に犬を飼ってみるとその通りだと思います。
専門家の研究によって、それが実証されたんですね。
気持ちの会話
ただ、犬は言葉以上に人の気持ちに敏感です。
子どもたちが喧嘩を始めると、「わんわん(どうしよう、どうしよう)」吠えながら、私の所に報告にきたり、仕事で疲れてソファーで座っていると、じーっと私の顔を見てて(ママ大丈夫?)と、ちょこんと膝の上に座ります。
犬を飼っている人の中には、落ち込んで泣いていた時など、「愛犬がそっと涙をぺろぺろして慰めてくれた」なんて経験を持っている人は、案外多いのではないでしょうか。
これは「言葉の会話」ではなく「気持ちの会話」ですね。
私もラッキーとはいつも「気持ちの会話」をしています。