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【もう嫌!ブログを書きたくない】やる気が出ない人への3つの処方箋

イラスト:イラストAC

「やる気が出ない人」というタイトルを見て、「私のことだ!」と思った人はいるのではないでしょうか。

 

でも、ご安心ください。それは決してあなただけではありません。あるwebマガジンの実態調査によると、男女200人に「なにもやる気が起きない時はある?」という質問をした結果、87%の人が「ある」と答えているそうです。

 

自分のことを振り返っても、「今日は朝から調子がいい」なんて日は稀で、何らか「体調が悪い」「気分が乗らない」「ただ眠い」なんて日が1年のほとんどだったりして。

 

でも、そんな言い訳をしていてもやる気は天から降ってきませんから、なんとか自家発電をして、人生3万日のうち、黄金の日を増やしていきたいものです。

 

ブログを書いていても、誰にでも訪れる「やる気が出ない」という壁。ブログをはじめた人のうち、実に9割の人が1年以内に止めてしまうという現実をみると、この壁を乗り越えるのは、なかなか大変そうです。

 

かく言う私も、2019年にブログをはじめて3ヵ月で止めてしまいました。そして、3年のブランクを置いてまた再開した経験から、やる気が起きない原因とその処方箋を考えてみました。

 

 

第一の原因:面倒くさい

まず、一番オーソドックスな原因は「面倒くさい」ということではないでしょうか。よく、「三日坊主」なんて言われるのも、この面倒くさいというのが原因です。

 

面倒くさいという気持ちは、自分の子供を見ていてもよく分かります。学校から帰って来て、おやつを食べて「さあ、宿題をするか」と思いきや、本を読み始めたり、愛犬ラッキーにちょっかいを出したりと、なかなか宿題をする気配がありません。

 

また、夕食後のお風呂では、お兄ちゃんと妹の間で「先に入っていいよ」と押しつけ合いの喧嘩がはじまり、「どっちでもいいから、さっさと入っちゃいなさい!」とママが怒鳴るのは日常茶飯事です。

 

宿題も日常生活の諸事も、「やらなきゃいけない」と分かっていても、この義務感が逆に億劫になるんですよね。

 

ブログも最初のうちは楽しいのですが、「週3日更新!」なんて目標を立てて、それが「義務感」になってくると、だんだんと億劫になってきます。

 

では、やらなきゃいけないのにやる気が起きない時はどうしたらいいのでしょうか。その処方箋をお届けします。

 

処方箋1:最初の一鍬(ひとくわ)を入れる 

例え話で、「畑を耕し始める際、最初の一鍬を入れたら、あとは、耕し続けることはそんなに難しいことではないけれども、最初の一鍬がとても難しい」という話があります。

 

これは、受験塾なんかでもよくいわれることで、家に帰ってまず10分机に座る習慣のある子は、1時間でも2時間でも勉強を続けることができ、結果成績も上がるというのです。

 

確かに、何かをはじめようとする時、その初動が一番重くて、はじめてしまえば意外に気分が乗って来て楽に続けられるなんて経験、誰でもしたことがあるのではないでしょうか。気持ち的には、最初の一鍬を入れるところが出来れば、8割方「面倒くさい」は克服できると思います。

 

処方箋2:習慣の力を使う

この「最初の一鍬」を、楽々とやれるような自分のマインドをつくっていくには、習慣の力にまで持っていくことが大切です。

 

はじめは意思の力が必要かもしれませんが、ブログでも「最初の1行だけでも書く」、「10分間だけPCに向かってみる」ということを、3日、3週間、3ヵ月と続けられれば、最初の一鍬を入れるということについて習慣化し、あとは気分に乗せてブログを書くこともできると思います。

 

ここで、私の好きな名文章があるので併せてご紹介します。

 

私はすべての偉大な人物の召使である。

そして、悲しいかな、すべての破綻者の召使でもある。

偉大な人物は、私のおかげで偉大になることができたのであり、

破綻者は、私のせいで破綻に追い込まれたのだ。

私を利用し、鍛錬し、毅然とした態度で接すれば、

私は世界をあなたの足元にひざまずかせてみせよう。

私をおざなりにすれば、私はあなたを破滅に追い込むだろう。

私はなんであろう、習慣である!

 

第二の原因:目標が定かでない

やる気が出ない第二の原因として、「目標が定かでない」ということを上げたいと思います。

 

人は意外と、人生の要所で現れる大きな問題に対しては立ち向かっていけるものですが、平凡な毎日の中に敗れていくことが多いのが現実だと思います。大きな問題が立ち現れた時は、それを解決するということ自体が目標となり、人生に張り合いが出てきます。そういった意味で、人生に張り合いがない(目標がない)というのが、やる気が出ない大きな要因の一つではないでしょうか。

 

私がブログを止めてしまった失敗談をまた振り返ってみると、実は「目標」は持っていました。ただ、「目標が定かでない」というのが失敗の原因だったと反省しています。

 

ブログをはじめた当初は、色々な記事を読み漁り、「月間1万PV、収益10万円!」なんて大きな理想を描いていましたが、みなさんもブログをやってみてお分かりの通り、そんなに簡単な話ではありませんよね。

 

ブログ初心者あるあるだとは思いますが、目標とは言えない大きな理想を描き、その理想と現実のギャップに、やる気がどんどん削がれていくのが正直なところです。

 

処方箋3:目先のニンジンをぶら下げる

そんな、「目標が定かでない」という人に対しての処方箋は「目先のニンジンをぶら下げる」ということです。

 

嘘か本当かは分かりませんが、馬の目の前にニンジンをぶら下げると、やる気のない馬でも走り出すなんて話もありますが、要は手頃な目標です。ここで大事なのは、手頃な目標というところです。

 

先程も述べたように、人は人生に張り合い(目標)がないとやる気が起きないものです。しかし、その目標が大きすぎてもやる気が削がれてしまうため、目標を細分化して、達成感を味わうことが長続きの秘訣です。

 

ブログの記事で「まずは100記事、半年続ける」なんてことが書いてありますが、これですら、私にとっては大きな目標でした。40記事を書いた段階で、自分なりにはかなり頑張っていましたが、100記事ははるか遠く、まだ半分すら行っていない?!目先のニンジンが遠すぎて見えなかったんですよね。

 

だから、再開した今回は20記事ごとに目標を定めて達成感を味わうようにしています。そうすると気が付けば今回で82記事目。3年のブランクを置いて4年目にして、ようやく100記事が目の前に見えてきました。

 

 

処方箋4:自分のブログに価値を見出す

また、「目標が定かでない」という意味では、「何のためにブログを書いているのか」という根本的な問題も無視できないと思います。

 

ブログをはじめたきっかけは「自分の趣味を共有したい」「副業を得たい」「文章を書くのが好き」「誰にも言えない愚痴を吐露したい」など人それぞれだと思いますが、やはり自分のブログに価値が見いだせないと続けるのは辛いですよね。

 

「素人が書いた雑記ブログに価値なんてあるのだろうか・・・」と思うこともよくありますが、私は人のブログを読むのも好きで、どなたのブログを読んでいても、その人なりの味があり、個性があり、生き様が感じられ、どれも大変価値のあるものだと思います。

 

つい読者数が増えなかったり、PV数が一桁だったり、収益がゼロだったりすると、このブログは必要とされていないんじゃないかなんて思ってしまいますが、この際、客観的な評価は無視しましょう。自分のブログに価値が感じられなくなり、やる気が起きなくなったら、原点回帰して第1回目に投稿した時の気持ちを思い出しましょう。

 

私は子どもの頃からマンガや物語を作るのが夢だったで、その一旦なりともこのブログで夢の実現ができているのがモチベーションになっています。副業ではじめたという人は、文章を書いて1円でも入ればそれはプロの第一歩。愚痴だけ書いているブログだって、本当は同じように思っている人も多くいて、代弁してくれることで心が救われている人もいるはずです。自分のブログの価値の再発見をすると、またやる気が湧いてくると思います。

 

第三の原因:バーンアウト

そして、やる気が起きない第三の原因はバーンアウトです。バーンアウトとは、燃え尽き症候群とも言います。これは、やる気が起きないというよりは、やる気がありすぎてペース配分を間違え燃え尽きてしまったパターンですね。実はこれも私は実体験済みです。

 

昔の記事を読み返してみると、ブログをはじめて28日で21記事アップしています。それも当時は、2000文字以上書かなければグーグルアドセンスに合格しないなんてことも言われていて、正社員なみに”仕事”していました(笑)。

 

 

でも、蓄積がない人が頑張りすぎても、結局すぐにネタも尽きてしまって短距離走で終わってしまうんですよね。

 

やはり氷山のように、水面上に出ている部分は1割~2割で、その水面下に8割~9割の蓄積があってこそ、バランスが取れるというものです。

 

処方箋5:力が満ちるのを待つ

その水面下の蓄積とは、知識の蓄積、体力の蓄積、気力の蓄積など総合的なものだと思いますが、何より、バーンアウトしてしまった人は、すべてのエネルギーを出し尽くしてしまったのですから、そこはジタバタせず、エネルギーが満ちるのを待つのが、再びやる気を取り戻す一番の近道だと思います。

 

私も、ブログにリベンジした今回は、心の中から発信したいものがある時だけブログを更新するようにしています。だから、アップするタイミングもまちまちです。何も書く事がない時は、ラッキーの散歩をしながら、頭の中を空っぽにすると、不思議と色々なインスピレーションが降ってくることが多くあります。

 

頑張り屋さんの日本人には、バーンアウトして鬱になってしまう人も多いですが、そんな時は、コップに水が溜まってあふれ出すように、ゆっくりと休んで心が満たされるのを待つのは、人生の長距離ランナーの心構えかもしれませんね。

 

ラッキーとのお散歩のひと時

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